うなぎパイは大人の「夜のお菓子」!?

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うなぎパイは大人の「夜のお菓子」

はてな男の子

静岡、もっというなら浜松といえばうなぎパイというくらい有名なお菓子。
お土産でもよく頂きますよね。キャッチフレーズは「夜のお菓子」です。

 

思春期の頃には、気になって仕方なかったお菓子ですよね。
うなぎと言えば、夏バテ防止の代名詞で、精力がつくという事で有名です。

 

マムシ、スッポン、うなぎ・・・の精力です。

なら、これを食べるとギンギンになってしまうのか?

 

いや、なるのでは?鼻血が出たらとか、寝れなかったらどうしよう・・と、思いを馳せたものです(笑)でも、そんなことはまったくなく騙された・・と思った記憶があります。

 

じゃーなんで夜のお菓子なのか?数年前にテレビで観た事がありますが、「精力増強!」という意味は全く無いようでした。

 

昭和36年に浜松の和菓子屋さんで開発されたもので、「家族が揃った夕飯時にうなぎパイで家族団らんのひと時を過ごしてもらえたら」と社長がつけたキャッチフレーズが「夜のお菓子」だったという話。

 

「夜のお菓子」=うなぎの精力 がイメージ先行してしまったようでした。
しかし、紛らわしいですよね(笑)
「家族団らんのおとも」とか「家族が揃ったらうなぎパイ」とかにすれば良かったのでは?と思いますよね。

 




うなぎパイ

時代背景として女性の社会進出が目覚ましくなり、夕飯時でないとなかなか平日家族が揃う時が無かったのだそうです。

 

そういえば、学生時代名古屋に住んでいた時に当時のスナックに飲みに行くと、ウイスキーのつまみでうなぎパイが出て来る確立が高かったように思います。

 

当時の浜松は漁港が賑わっていたせいか夜の繁華街が賑わっていたそうです。
その後押しもあり、同じようにスナック等で提供され「夜のお菓子」のイメージが根付いて行ったそうです。

 

そもそもうなぎは、ビタミンAが沢山含まれるので、夏バテ予防に視力保持、疲労回復と健康の源といった栄養たっぷりです。
実際、うなぎパイ6本食べると蒲焼き100gに相当するようです。

 

パッケージも当初は浜名湖のブルーだったようですが評判がイマイチで、精力増強のイメージを逆手に取って、マムシドリンク等精力増強ドリンクのラベルの赤をイメージしたところ評判が上がったそうでわからないものですね。

 

今ではブランデーとマカダミアの風味の「真夜中のお菓子 うなぎパイV..S.O.P」なる高級ラインや「昼のお菓子 しらすパイ」とラインナップも豊富で静岡の代表お菓子として君臨しています。