小学生はウナギが嫌い
「小中学生の一番嫌いな食べ物」アンケート調査が面白い。
3つまでの自由回答で、ない場合は無回答。
調査対象校に調査用紙を配布し、回収の上集計を行い回答形式は無記名。
有効回答数は小学生5433人、中学生4928人、保護者1万0014人、学級担当2397人。 2011年1月?2月上旬 日本スポーツ振興センターが実施。
1位は小学生も中学生も断トツで(特に女子を中心に)「レバー料理」。学校給食ではほぼ出ない食材だし、家でもそう子供に出すものではない。よほど口にした時に拒否反応を起こしたと想像できる。あの食感と血生臭さなど嫌われる理由には事欠かない(笑)
うなぎは堂々の第2位で、中学生も同じなのである。
ちなみに小学生の3位以降は、3位サラダ、4位漬け物以下、焼き魚、煮魚、酢豚、和え物、刺身、野菜炒め・・・・と続く。
最近の子供は野菜や魚をとにかく食べない、嫌いというのはよく聞く話。上位に来るのは当然でしょう。
しかし、その前に、レバーの次にうなぎってある意味凄いですね。
大人なら好きなものの上位に来そうです。
ただ、レバーもうなぎも学校以外で嫌いになる食材。あと、子供があまり外でも注文しないものという共通点がある。
あとは、大人になってから食べられるようになったり好きになるものだと思います。
これは、自分の場合もそうですがコーヒーと似てるかもしれないですね。
私はコーヒーが子供の頃は嫌いでした。
インスタントのコーヒーが不味くて嫌いになりました。
ところが、大学の時に喫茶店でバイトをしたのですが(食費を浮かすため)、その時にコーヒーが嫌いでもドリップしている時の香りに誘われ飲んでみたのです。そしたらこれが美味しいのです。インスタントとは似て非なるもの。いや、全く違う。
これと同じ様な気がします。うなぎも子供の時に食べるとしたら、スーパーのものか回転寿し等のネタでしょう。それはやはり固くて、グニャとして、臭いものもある。なんなら吐くくらい不味いものもある。それは新鮮でないレバーにも言えること。白子や牡蠣もそうだったなー。
私もうなぎを子供の時に最初に食べたのはスーパーのもので、たいしたテクニックも無くレンジでチンしたものでした。
これが又不味い。なんでわざわざ食べさすのか解らなかった。大人になって高級なうなぎやで食べたうなぎは絶品でした。
これも、あのスーパーのものと同じなのか?新幹線のうなぎ弁当の固くて臭いうなぎと同じなのか?と疑うばかりだった。
本物の仕事、素材以外は不味いと言うのも罪なものだ。
だから子供は一定の味、レトルトやチェーン店、ファミレスの平均的なものが好きなのだろう。
レバーやうなぎのレトルトってないですもんね。